彼女をそのきにさせるイエス話法とは
ここ、初対面の女性をその気にさせる、とっておきの方法です。
たとえば、「イエス話法」というのを知っているでしょうか。
女性は五回連続して「イエス」つまり「はい」と相づちを打つと、その男に好感度を持っているのです。
今日は素晴らしい天気ですね。
そうですね。
今日なんか海へ行ったら夕焼けがきれいでしょうね。
そうでしょうね。
あなたはドライブがお好きですか?
大好きです。
海へドライブできたら、素敵でしょうね。
もう最高ですね。
どうでしょうか?
この会話は、常に相手が「イエス」と答えざるをえないように組み立てていることに気ずかないはずです。
その上、女性を空想の世界に導くようなドライブとか海の話が使われています。
これを続けるうちに、女性はいつしかうっとりして、「なんてこの人は私と波長が合うのかしら」となっていくものです。知らず知らずのうちに、「好意」を胸に芽生えさせてしまうものなのです。
別れぎわのこの一言が言えるか?
たとえばパーティーのはじめに、「あなたに会えて、今日はとても幸福です」と言った男がいるとしましょう。
しかに、女性はいい印象を持つに違いありません。
ところが、もう一人の男は、別れぎわに、「あなたに会えて、今日はとても幸福でした」といったのです。
さて彼女はどちらを強烈に受け止めたでしょうか?
疑いもなく後者の男が断然優位に立ちます。
前者の言葉は、女性はお世辞として聞きますが、後者の言葉は男の本心からの言葉としてとらえるからです。
彼女の手料理でも同じです。
「わあ、おいしそうだな」
「やあ、おいしかった」
この言葉の効果は月とすっぽんほどの差になります。
同じ言葉でも、タイミングによっては彼女に与える印象がまったく変わることを、まずわかってほしいものです。
必ずOKを引き出すコツ
女性が親近感を感じる時
「どこに住んでるの?」・「会社はどこ?」グループの中のめざす相手に質問攻め。
いい印象を与えたいという気持ちはわかりますが、かえって逆効果。
「私のことばかり知りたがって、自分のことは何もしゃべっていないじゃない」アピールしようとしゃべりつづけたところで、そんな「職務質問」の連続では、いい印象を与えることはできません。
次回の約束をタテに振ることもないはずです。
「そう、たいへんだね。ぼくの友だちに専門家がいるから聞いてみよう」ここは聞き上手になって、悩みや困っていることを聞き出して、相談に乗ってあげたいものです。
「じゃ、次のときまで聞いといてあげるよ」いくことうけ合いです。
「同類」であることをさり気なく知らせるのも、次回のイエスを引き出すコツです。
女性は「赤い糸」の存在を信じています。
「同じだわ」「一致してるわ」ということになると「ひょっとすると、この人とは、赤い糸で結ばれているのかもしれない・・・・・・」と気を許すものなのです。
同じ路線に住んでいる、出身地が同じだ、などうまく知らせることができれば、次回につなげるチャンスは広がるはずです。
同じ会社の女性を口説くには、前もって彼女の趣味や、好みのものを勉強しておくのもテクニックのひとつですが、その理由もここにあるのです。